2014年4月6日 / 最終更新日 : 2014年4月6日 しんせい行政書士事務所 コラム 催告なしで契約を解除する 前回、解説した契約の解除。契約を解除するには原則、相当の期間を定めて履行を催告する必要があります。しかし催告なしに契約を解除できる場合があります。 1,履行不能(543条) 履行が不能であれば催告しても履行されることはな […]
2014年3月30日 / 最終更新日 : 2014年3月30日 しんせい行政書士事務所 コラム 契約の解除 契約を結ぶと、両当事者はお互いの約束を履行しなければなりません。例えば、AさんがBさんにAさん所有の車の洗車を依頼します。報酬は100円。Aさんが急にBさんとの契約を無しにしたいと考えたとします。この場合、 […]
2014年3月23日 / 最終更新日 : 2014年3月23日 しんせい行政書士事務所 コラム お金払わないといけないの?? AとBの間で、A所有の建物の売買契約が締結されました。先に契約が成立して、一か月後に引き渡す予定です。この引き渡す間に、A所有の建物が滅失してしまいました。BはAに対して建物引渡請求権を持っております。逆に […]
2014年3月16日 / 最終更新日 : 2014年3月16日 しんせい行政書士事務所 コラム 同時履行の抗弁権が認められるケースと認められないケース 先日解説した同時履行の抗弁権。Aが甲土地をBに売ったとします。AはBが料金を支払わないうちは、土地を引き渡さない。Bからしてみれば、Aが土地を引き渡すまで代金は支払わない。これが公平な売買です。では借地人が借地借家法13 […]
2014年3月9日 / 最終更新日 : 2014年3月9日 しんせい行政書士事務所 コラム 隔地者間の契約 特定の人に対する申し込みは、相手に申し込みが届いたときに効力が発生します(到達主義) 申し込み後、申込者が死亡した場合は、原則、効力発生です。例外として、相手側が申込者の死亡を知っていたとき、または、相手側が死亡したとき […]
2014年3月2日 / 最終更新日 : 2014年3月2日 しんせい行政書士事務所 コラム 諾成と要物 諾成契約 当事者の意思の合致で成立する契約。 ex,土地売りましょうか。はい、買います。 要物契約 当事者の意思の合致と実際に物の引き渡しが必要な契約。 ex,これ預かって下さい。はい、確かに受け取りました。お預かりしま […]
2014年2月23日 / 最終更新日 : 2014年2月23日 しんせい行政書士事務所 コラム 公平に売買しましょう… AがBに甲土地を売るとします。高額な取引ですので、相手がしっかり債務を履行するか気になります。Aからすれば、先に代金を支払ってほしい。Bからすれば先に土地を引き渡してほしい。契約した以上は、お互いに履行されなくてはなりま […]
2014年2月16日 / 最終更新日 : 2014年2月16日 しんせい行政書士事務所 コラム 制限行為能力者保護が使えません… 制限行為能力者(後見、保佐、補助)のした法律行為は取消すことが可能です。民法で定められております。しかし不特定物(リンゴ10個など)を引き渡す債権の場合には、制限行為能力者として保護してくれません。前回解説した「弁済とし […]
2014年2月9日 / 最終更新日 : 2014年2月9日 しんせい行政書士事務所 コラム もっと質の良いリンゴで… AはBにリンゴを10個あげる契約をしています。Aは債務者、Bは債権者。Aが誤ってCのリンゴをBに10個弁済してしまいました。AはBにリンゴを返してほしいと伝えます。Bは返さなくてはいけないのでしょうか。Bは返す必要はあり […]
2014年2月2日 / 最終更新日 : 2014年2月2日 しんせい行政書士事務所 コラム ならないほうがいいですよ… 連帯保証…よく聞きますよね。前回解説した保証債務より強い権利です。BがAから100万円借りていて、Cが連帯保証人だとします。保証債務の場合は「まずBに請求してくれ」とCは言うことができます。しかし連帯保証の場合、Aはいき […]