間違えて弁済してしまいました…

BさんがAさんから、100万円借りています。弁済期にAさんの代理人と称するCさんが、偽造した受取証書を持参したとします。BさんがCさんに弁済してしまったら、その後Aさんにも100万円弁済しなくてはならないのでしょうか。Bさんが事情を知らなかった場合、BさんはAさんに再度弁済する必要はありません。民法はBさんを保護します。以前、銀行による過誤払が問題になりました。スキミングにより預金が不正に引き出されてしまう事件です。このような場合、民法第478条が適用され銀行が保護されていました。しかし、預金者にとって酷とのことで、新たに預金者保護法が制定され、預金者が保護されるようになりました。

民法第478条

債権の順占有者に対してした弁済は、その弁済をした者が善意であり、かつ、過失がなかったときに限り、その効力を有する。