第三者でも弁済できない…

前回、債務の弁済は第三者でもできることを解説しました。しかし、できない場合もあります。債権者と債務者が第三者弁済を認めない契約をした時か、債務の性質が第三者弁済に向いていない場合です。例えば、BさんがAさんにピアノを演奏してあげるような、Bさんでなくてはならない場合、第三者弁済はできません。いくらCさんが代わりに演奏するといってもAさんはBさんの演奏を聴きたいわけですから。

民法第474条 1項 だだし書

ただし、その債務の性質がこれを許さないとき、又は当事者が反対の意思を表示したときは、この限りではない。